遺産分割を受任している案件で相続税の申告が必要な場合、通常は顧問税理士に委任してもらっています。
現在抱えている案件は、基礎控除額をやや超えているだけで、かつ特別な計算がいらなそうなので、相続人ご自身で申告されることになりました。
そこで、私が相続人の代わりにざっと計算した上で、国税庁のホームページの相続税の申告要否検討表に入力してみました。
相続税額が算定されるわけではないですが、入力していけば、提出を求められている検討表がpdfファイルになって印刷できるまでに至るので、紙に書いていくよりも気軽にゲーム感覚でできます。
申告も同じ形式でできるといいのですが、まだ申告は紙に手で書くようです。紙に数字を記入するのは間違うので、気持ちのハードルがあるんですよね。
ソフト化、ネット化、AI化の流れは止まらないでしょうから、税理士、行政書士、司法書士、ひいては弁護士も、既存の職域が小さくなっていくのではないでしょうか。