これが現在「community development」という授業を受講しているcollege of urban & public affairの建物。

上から見るとこんな感じです


上記建物の左側の喫茶店からの風景。雰囲気はいいです。運行頻度がそれほど高くないため、ぶらぶら歩きをしている際にバスなり、ストリートカーなり(こちらの人はMAXのことをLight Railと言って区別しています)が来るととりあえず乗るという使い方には最高です。

何処に何時までに行かなければという時は、ストリートカーは遅すぎるという印象を市民も持っているようです。空港から直結しているMAXの方は、通勤など市民の足として信頼されています。どちらも延長計画中です。


こちらはポートランドらしい建物。上がアパートで、左側の1階部分が駐車場、手前がセブンイレブン。セブンイレブンは正面の看板があるだけ。煉瓦色の建物に青緑のひさしをつけるのが緩やかな統一コードのようですが、セブンイレブンもスターバックスのように青緑に白抜きの印字です。これでいいのかというぐらい全然目立ちません


※※※ご一行も忙しいスケジュールの中、半日ダウンタウンをストリートカー等でぶらぶらしたようです。公式行事では、ほどんどリムジンでの移動で、Tri-Metヒアリングの際に、4月に開通したばかりの黄色線に職員説明つきで乗りました。

やはり、車両価格を気にしていました。ストリートカーはシュコダ製。Tri-Met職員からは、何十年ももつから高くないという説明を受けていましたが、※※※自身は、バスとの価格差を口にしていました。ダウンタウンの経済活性化効果については、職員は当然あるといいつつも、数字等で明確には説明がなされませんでした。

★ 札幌との違い

1.都心内交通がただ
2.建物や歩道をできるだけ煉瓦色に青緑のかざりにしている
3.木(大木)が多い
4.ファーマーズマーケットがある
5.ハイウェイが都心を避けて巡っている(ただしラッシュ時は渋滞)
6.浮浪者が多い


景気の悪さ、道路幅、ブロック(ポートランドの方が小さい)、夏の気候など本当に札幌に似ています。元駐車場だったところを広場にしたパイオニアスクエアーは、ポートランドの象徴のように言われていますが、大通り公園の利用のされ方に似ています。ただし、比較すると大通り公園は、両側の車道によるアクセスの悪さが際立ちます。パイオニアスクエアーは上り線下り線のMAXと車道各1本だけで、車道もブロックごとに信号が多いこともあり、歩行者の邪魔にはならない程度の利用度です。
さて、communuty developmentの授業では、2人1組のフィールドリサーチがあります。私とパートナーのAron君は、Transit Mall実施・運用におけるPortland Business Alliance(PBA)の果たすリーダーシップをリサーチします。
PBAは、鈴木さんがヒアリングしたまちづくり団体Association for Portlandと商業連合会とが合併してできた団体です。
昨年都市計画化協会で札幌に呼んだキンブロー元CEOは既にポートランドにいませんでした。その辣腕ぶりがえらい評判が悪く、Aron君に各種新聞記事を見せてもらいました。

ということで、まちづくち団体と商業団体の合併に興味がありましたが、やはり摩擦は大きかったようです。そんな状況でも、現在バスのトランジットモールにMAX新線を通す計画にもPBAは賛成しているようですし、商業会のスタンス、折り合いを、1ヶ月という限られた時間ではありますが、リサーチしてみたいと思います。これを聞いてこいというリクエストがありましたら、早めにお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA